「え、自転車で罰金ってあるの?」
そう思ったあなた、実は自転車もれっきとした“軽車両”です。

自転車交通違反に「青切符」来年4月からの方針 反則金の額は… | NHK
【NHK】警察庁は自転車の交通違反に対して、車やオートバイと同様に反則金の納付を通告するいわゆる「青切符」による取締りを来年4月1…
道路交通法では、自転車も車両と同じ扱いを受けており、違反すれば交通違反の取り締まりや罰金の対象になります。
この記事では、自転車利用者が特に注意すべき違反行為とその罰金一覧、そして知らずにやってしまいやすい行為を解説します。
まず確認!自転車は「車」扱いです

自転車は、道路交通法上「軽車両」に分類されます。つまり、
- 信号無視
- 一時不停止
- 酒酔い運転
- 逆走(右側通行)
などを行えば、自動車と同様に罰則対象になります。

提供元:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250424/k10014788041000.html
2025年最新版!自転車で罰金対象となる行為一覧
以下は、警視庁・各地方警察の公表資料などを元にした違反行為と罰金・罰則の一覧表です。
違反行為 | 罰則内容 | 罰金・科料(例) |
---|---|---|
信号無視 | 3ヶ月以下の懲役または5万円以下の罰金 | 罰金:最大5万円 |
一時不停止 | 3ヶ月以下の懲役または5万円以下の罰金 | 罰金:数千円〜数万円 |
無灯火運転(夜間) | 5万円以下の罰金 | 約5,000円〜1万円程度 |
二人乗り(同乗者が6歳以上) | 2万円以下の罰金または科料 | 数千円 |
イヤホン運転 | 地方条例違反(都道府県による) | 違反金:3,000円〜1万円 |
傘さし運転 | 同上 | 3,000円〜 |
スマホ運転 | 安全運転義務違反 | 最大5万円以下の罰金 |
酒酔い運転 | 5年以下の懲役または100万円以下の罰金 | 非常に重い |
知らずに違反しやすい!罰金対象の盲点行為ベスト5
1. 歩道を猛スピードで走る
歩道は「徐行」が原則。速度が出ていれば取り締まり対象に。
2. 夜間のライト無点灯
「ちょっとそこまで」でもNG。無灯火はれっきとした違反行為。
3. イヤホンで音楽を聴きながら運転
片耳でも違反になる場合があります。都道府県の条例によるため注意。
4. 一時停止の標識を無視
特に住宅街の交差点。自動車と同じように厳密な停止が求められます。
5. 小学生を乗せた“抱っこ運転”
育児シーンでありがちですが、実はこれも二人乗り違反に該当することも。
2025年に強化されたルール改正ポイント
2023年以降、以下のような取り締まり強化・制度変更が行われています:
- 自転車事故急増により講習受講命令制度の強化
- 自転車保険の義務化(都道府県単位で導入が進行)
- 道路逆走(右側通行)への罰則強化
- 危険運転に対する厳罰化(繰り返し違反者は刑事罰)
罰金を払いたくない!守るべき基本ルール7つ
- 信号を守る(歩行者信号ではなく車両信号)
- 左側通行を徹底
- 夜間はライト必須
- 傘差し・スマホ運転はしない
- ヘルメット着用(努力義務 → 義務化に進む自治体も)
- 歩道は歩行者優先で徐行
- 酒を飲んだら絶対に乗らない!
罰金を科される前に…自転車講習とは?
自転車の違反が複数回あった場合、「安全講習の受講命令」が出されるケースがあります。
- 対象者:3年以内に2回以上の違反歴
- 内容:3時間程度の座学・実技
- 費用:6,000円(受講料として徴収)
- 未受講の場合:5万円以下の罰金対象
子どもや高齢者も対象?年齢問わず適用される罰則
実は、自転車の交通違反は年齢を問わず全員が対象です。
- 小学生・中学生が信号無視 → 学校や保護者へ指導通知
- 高齢者が歩道暴走 → 事情聴取、書類送検される例も
「知らなかった」「気づかなかった」は通用しません。
まとめ|“知らなかった”では済まされない!自転車ルールを守ろう
- 自転車は“軽車両”=交通違反で罰金対象
- 無灯火・イヤホン・スマホ・傘差しもすべてNG
- 違反を繰り返すと「安全講習」や「刑事罰」も
- 子どもから大人、高齢者まで全員に責任あり
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