Adoがプロデュースする5人組アイドルグループ「ファントムシータ」。
その“レトロホラー”という唯一無二のコンセプト、そしてAdoが仕掛ける新しいアイドル像とは?
本記事では、メンバー紹介から誕生秘話、楽曲分析、ファンの声、今後の活動見通しまで、徹底解説します。
今注目の“レトロホラー×美少女アイドル”、その魅力を多角的に解説します。
1. Adoが見せる“異端”なアイドルの形
「ファントムシータ」という名前には、グループの世界観が込められています。
- “Phantom(幻影、幽霊)”と、蝶や蛾を意味する“Siita”の語感を掛け合わせた造語。
- 現代アイドルが“蝶”なら、彼女たちは“蛾”。美しさと恐怖を併せ持つ“異端”の存在を表現しています。
プロデュースするAdo自身が「ファントムシータって、何なんですか…?」と率直に問うほどパンチの効いた世界観。
芸能界では珍しい視点で、まさにAdo流のアイドル観が反映されています。
オフィシャルサイトもレトロゲームの雰囲気でデザインされて世界観が独特なのがうかがえます。

公式サイト:https://phantomsiita.com/
2. 誕生秘話:4,000人から選ばれた5人
オーディションの軌跡
- 2023年11月、Adoが自身のX(旧Twitter)でプロデュースを発表
- 約4,000人の応募者から選ばれた5名が、2024年6月にデビュー
- 選考段階ではホラー調の課題曲「Tot Musica」を用いるという徹底ぶり
この大規模なオーディションと、明確なテーマ性が話題を呼び一気に注目を集めました。
3. メンバー紹介
現在4名体制(旧5名)
Mona(桃色)

Instagram:https://www.instagram.com/ps_mona0917
2007年9月17日生。1stシングル「Just wanna XXXX with you」のセンター
Miu(白色)

Instagram:https://www.instagram.com/ps_miu1117
2004年11月17日生。センター楽曲は「おともだち」
Rinka(紫色)

Instagram:https://www.instagram.com/ps_rinka0509
2007年5月9日生。センターは「Devilish girl」
Moka(水色)

Instagram:https://www.instagram.com/ps_moka1020
2006年10月20日生。センターの「乙女心中」担当
Hisui(緑色)
2025年5月31日に健康上の理由で卒業
各メンバーの個性は、センター楽曲やカラーに象徴され、絵画的なキャラクター設計も魅力です。
4. 楽曲紹介:ホラーとポップの融合美
ファントムシータの音楽性は、単なるホラー趣向ではありません。
Adoとの共同作業により、劇的な世界観を表現したJ‑Popが展開されています。
おともだち
キミと✕✕✕✕したいだけ
魔性少女
花喰み
乙女心中
Zoku Zoku
昭和歌謡、ダークポップと幅広く挑戦
1stアルバム『少女の日の思い出』(10月30日)で武道館単独公演へと突入
2025年5月にはメジャーデビュー曲「Suki, Kirai」もリリース
GMA Networkの取材では、Adoがレコーディング現場で表現面を重視した指導を行っていると語られており、メンバーは“歌と演技の融合”を実践。
ステージではレーザー照明とレトロ映像が奏でる“ホラー演出”が重なる、“没入型ライブ”が特徴。
Mona曰く「会場を支配し、引き込むように演じる」とのこと 。
5. ファンの声:熱狂と驚きの反応
「ファントムシータで初めてアイドルにハマった」という熱狂的なファン体験が綴られています 。
従来「アイドル嫌い」だった筆者が、Adoやステージ演出に惹かれ、応援への情熱が芽生えたその熱量には説得力があります。
またredditでは、Ado本体が匿名性を保つ中、メンバーは表に出て活動する“覚悟”に注目する声も。
6. 今後のスケジュール予定
- 2025年3〜4月:ワールドツアー「Moth to a Flame」15都市を巡る
- 2025年7〜8月:国内ツアー「Flame Medusa」開催予定
- 新曲:「Love, Hate」(2025年7月9日リリース予定)
- 今後:メジャー展開が加速し、メディア出演やブランドコラボが期待されます。武道館経験を武器に新規ファンと固定客の両取りを狙うフェーズです。
まとめ
- Adoの挑戦:歌い手からプロデューサーへ。芸能界でしか見られない“ホラー×アイドル”の新領域。
- メンバーと表現:4名それぞれにセンター曲があり、世界観の担い手として躍動。
- 音楽とステージ:単なる歌やダンスではなく、“没入”を生む演出美。
- ファン層の広がり:従来のアイドルファン、新しい層、海外リスナーも巻き込む多様さ。
- 今後のフェーズ:国内外でのライブ、メジャーシングル、さらなる商品展開…まさに勝負どき。
ファントムシータは単なるアイドルではありません。
Adoという稀代の表現者が、ポップカルチャーの境界線に“怪”を灯した挑戦です。
これからどのように広がっていくのか──見逃せないグループであることは間違いありません。


コメント